或る日。取り留めのない会話を何時間もして過ごした。

また或る日。彼は泣き噦る私を抱きしめ、言葉もなくキスをいくつも落とした。

昨々晩。身体中に彼の体温を感じ、言い様のない幸福に酔いしれながら眠りについた。

これ迄。彼が私に与えたのは、幸せと安心と、ちょっとのわがまま心。