朝のバスに乗るたびに、これから彼に会えるのかあ、なんて思いながら私は頬を緩ませる。

眼を瞑るたびに、瞼の裏に貼り付いた、私をすきだという彼の笑顔が私の心臓を高鳴らせる。

眠ろうとするたびに、隣で眠った時の彼の寝息や耳にかかった吐息を思い出して顔があつくなる。



私の一日は、会っていないときだって

彼に支配されてばかり。